本場博多のひとくち餃子はこう作る!603こだわりの製造現場
ひとくち餃子は一般的な餃子と違い、その名の通り「ひとくちサイズ」で食べれることが特徴です。
「ひとくちサイズの餃子なんて簡単に作れる」こう思っている方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、サイズが小さくなったからこそ、より繊細に、より丁寧に作らなければ、いびつな形になってしまったり、皮が破れてしまう原因となってしまいます。
今回は、博多餃子舎603のひとくち餃子はどのように製造をされているのか。
実際の工程をご紹介していきます。
ひとくち餃子の皮と餡をつくる
薄くてもしっかりとした存在感|こだわりの皮
ひとくち餃子といえば、パリパリとした食感が特徴の薄い皮ですよね。
当店では、皮の薄さにとことんこだわり抜き、焼き上がり時に最も美味しくなる皮の薄さを試行錯誤しました。
その結果、水分量を他のひとくち餃子よりもあえて多くすることでよりジューシーなひとくち餃子に仕上がるという結論に至りました。
皮の薄さ・水分量・大きさ、すべてにおいてこだわり抜いた自慢の皮となっております。
野菜の切り方にも手を抜かない|こだわりの餡
続いてひとくち餃子の味のもう一つの決め手となる、餡の製造になります。
当店の餡にたっぷり使用されているキャベツは、産地にまでこだわり抜いた国産のもののみを使用。
季節によって野菜の切り方に関しても変えています。
少し大きめにカットするのか、細かくカットするのか、職人によって目利きをしたうえで野菜本来の旨みをしっかりと感じていただけるよう、カットしていきます。
出来上がった皮と餡を包み込む
皮と餡ができましたら、いよいよ餃子の形を作り込む作業となります。
通常、大量の餃子を生産する場合は機械を活用し全自動で包む作業を行うことが大半ですが、博多餃子舎603では全て手包みで仕上げていきます。
先述したように、水分量をあえて多くしている皮と餡を機械で包もうとすると、どうしてもいびつな形になってしまったり、皮本来の強度が弱いため破れてしまう可能性が高くなります。
よって、手間隙は掛かりますが一つ一つの餃子を手包みで仕上げるという工程を今でも用いております。
ひとくちで口いっぱいに広がる美味しさを
こだわりの皮・餡・包み方、すべてにおいて抜かりなく作り上げたひとくち餃子は、ジューシー且つ素材の味をしっかりと感じられる逸品です。
ぜひ一度ご賞味くださいませ!